ぼうでカキの秘密 

「ぼうでのカキ」は、身が大きく弾力があり、食べごたえ抜群の食感が特徴です。
焼いても小さくならず、クリーミーなカキ。なぜこんなにおいしいの??ということで今回はこだわりでいっぱいの「ぼうでカキの秘密」を紹介します。

①養殖場の秘密
「ぼうでのカキ」は西鳥取漁港から船で5分ほどの大阪湾の養殖場で2016年から養殖されています。
養殖方法は「筏式垂下法」(いかだしきすいかほう)。イカダにカキの種がついているホタテ貝殻に通した連をぶら下げ、成育を待って収穫する方法です。
この地域はかつて「波有手村(ぼうでむら)」と呼ばれていて、「波」が「有」ると書くように、大阪湾の中でも波が高く、潮の流れが比較的速いことが特徴です。そのためカキのエサとなるプランクトンが次々と流れてくるため、エサに困ることが無く、カキが大きく成長します。
通常は波が高すぎると、カキをつっているイカダが壊れてしまう可能性がりますが、このあたりには沖側に防波堤があるため、大きな波を防ぐことができ、カキ養殖にとても適した場所になっています。
きれいな海でおいしいエサをたくさん食べてカキは成長しています。

 

②出荷前の秘密
水揚げされたばかりのカキには泥や付着生物(ムラサキガイ、ホヤなど)がたくさんついています。
1本のロープに約70個~100個のカキがついていますが、手作業で丁寧に外していきます。その後、高圧洗浄機にかけ、殻を洗浄します。
さらに、紫外線によって滅菌された海水に24時間漬けています。これによって身の中の余計な不純物をカキ自身が吐き出し独特な臭みなどがとれます。
加熱用のカキでこの滅菌海水に漬ける作業をしているのは関西の養殖場で「ぼうでのカキ」だけです。

かごに入れて24時間以上滅菌海水に漬けます

水揚げ後は付着物でいっぱいのカキですが、洗浄するとこんなにきれいになります

③調理時の秘密
カキ小屋で召し上がっていただくカキは大きな蒸し器で蒸した後、調理しています。
カキを蒸して焼くと品質が安定し、衛生面でも安心できます。
また、カキ本来の味がはっきりわかるようになり、おいしさもアップ! 身がぷっくり、ぷりぷりになります。
カキ小屋は自分で焼くセルフのお店が多いですが、「ぼうでのカキ小屋」は少しでもいい状態でカキを召し上がっていただきたく、スタッフが調理したものを提供しています

そしてなによりお客様の応援!

「ぼうでのカキ」がおいしいのはなんといってもお客様の応援があってこそだと思います。
「おいしかった!また来るね」、「毎年家族で来てます。今年も頑張ってや~」、「こどもがここのカキを食べてカキ好きになってん」などたくさんのお客様が声をかけてくださいます。
こんなこだわりでいっぱいのぼうでのカキをぜひ召し上がってくださいね~

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA